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便秘で免疫力が低下? [腸内細菌と健康]

便秘になると他の病気にもなりやすくなります。免疫力が低下してしまうのです。これはどういうことでしょうか。

便秘の原因のひとつに自律神経の働きの低下があります。免疫機能をおもに担っているのは血液中の白血球ですが、これが自律神経の影響を受けやすいのです。ストレスを感じると自律神経の働きが低下してしまいますが、これと同時に白血球の活動も低下してしまうのです。すると病気になりやすくなるのです。

腸には多くの免疫細胞が集中しています。そして便秘になると腸内環境が悪くなり、これによって悪玉菌が増えると同時に善玉菌が減ってしまいます。免疫細胞を活性化させている乳酸菌などの善玉菌が減ってしまうと、やはり免疫力が低下してしまいます。また悪玉菌が作り出す毒素が体内に大量に吸収されてしまうため、からだの機能が低下してしまいます。

また免疫はガン細胞に対抗するためにも必要です。健康な人であっても1日に5000個くらいのガン細胞がつくられているといわれています。しかし通常であれば免疫細胞がガン細胞を破壊するため、ガンにはなりません。

ところが自律神経のバランスが崩れると免疫細胞が本来の仕事をすることができなくなります。ガンを予防するためにも腸内を善玉菌優位の状態にしておくことが必要なのです。

タグ:免疫力

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